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「Do I have homework?」で宿題を確認

子供が宿題や学校での学習を考えている様子

 オンライン英会話レッスンを受けて頂けると分かるのですが、特に英会話初心者の間は先生との会話に集中しているため、レッスン時間は“あっ!”と言う間に終わってしまいます。

 しかしながら、レッスン時間が終わってしまった後で、「あれ?今日は宿題って出たっけ?」と、レッスン中に先生から出された大切な課題などを忘れてしまう方も沢山いらっしゃいます。

 これは何も物忘れが激しいからそうなるのでは無くて、実は、脳が“英語脳(英語を話すための脳)”になろうとして脳自体が努力しているために起こる、どんな英会話初心者にとっても避けては通れない症状になります。

 この症状についてもう少し詳しく紹介すると、日本語で先生から明日は「鉛筆・ノート・帽子を持ってくるように」と言われると、頭の中ではそのまま「鉛筆・ノート・帽子」が、写真や映像的なイメージとして記憶され、「鉛筆・ノート・帽子」と言う風に“文字として”は記憶されていません。

 しかし、これが英会話初心者の場合、先生が同じように「鉛筆・ノート・帽子」と英語で「a pencil・a notebook・a cap」と言う風に言うと、「a pencil ⇒ 1本の鉛筆」「a notebook ⇒ 1冊のノート」「a cap ⇒ 一個の帽子」と言う風に頭の中で翻訳して覚える方がほとんどになります。

 つまりは、頭の中では「英語を聞き取る作業」「翻訳する作業」「覚える作業」と3つがフル稼働状態で、どうしてもどれかの作業工程が上手く行かない事が起こってしまいます。

 そのため、英会話初心者の場合、英語で何か言われた場合に、真剣に聞いているにも関わらず「記憶から欠落してしまう」と言う事が起こりやすくなるのです。

 しかし、「英語で言われると忘れやすいから」と言って宿題を忘れて良い訳は有りませんし、言い訳にもなりません。

 特に初心者の間は、宿題を通じて学ぶ英語を学んでおくことで、次回のレッスン時に大きな違いが出る事が多いので、それはそのまま英語学習のやる気にも繋がっていく非常に大切なものです。

 そこで、前置きは長くなってしまいましたが、レッスン終了間際に先生に対して「宿題は有りますか?」と再確認する方法について覚えて頂きたいと思います。

「Do I have homework?」の説明

 まずはここで紹介するフレーズからですが、「宿題は有りますか?」と言う時、「Do I have homework?」と言います。

 単語を解説すると、「Do(~?: 疑問文)」、「I(私は)」、「have(持つ)」、「homework(宿題)」で、「私は宿題を持ちますか?」と言う直訳から「私に宿題は有りますか?」と言う訳になります。

 この「Do I have homework?」と言うフレーズについて、自分自身についての疑問文なので英語としては余り“カッコよく聞こえない”ところはあるのですが、非常に便利な事にレッスン終了間際だけで無く、始まり直後に使えるため初心者には持って来いな表現になります。

 それは、始まって直ぐに使うと、先生に対して「宿題あったけ?」と前回宿題が出されたかどうかの確認をする事ができますし、終了間際に言うと、「宿題は有りました?」とレッスン中に何か宿題が出されたのかを聞く事ができます。

 宿題の有無について先生に聞く英会話フレーズと言うのは他の表現方法も色々とあるのですが、英会話初心者の方の表現と言う意味では、これで十二分事足りるかと思います。

宿題について先生に尋ねるフレーズ

 ステップアップのために“他の宿題について尋ねるフレーズ”紹介しておくと、レッスン終了前ならば「Did you give me any homework today?(今日私に宿題を出しました?)」と言った表現も効果的に使えると思います。

 ただ、英会話初心者にとって、フレーズ自体が過去時制になってしまう事での“文法の複雑化”や“利便性(本当に初心者に必要なフレーズか?)”を考えて、今回は予備知識として紹介する事にしています。

先生から宿題を貰う時の問いかけ

オンライン英会話の先生が宿題をくれるイメージ

 オンライン英会話スクールによっては、「先生が固定されているスクール」と「毎回先生が変わる(変える事が可能な)スクール」とが有り、宿題についても「先生が固定されているスクール」は宿題有りのケースが多く、後者は無いケースが多いです。

 普通の英会話スクールと違い、完全に「生徒1人1人に合ったレッスン」を提供してくれるのがオンライン英会話の大きな特徴でもあるのですが、その“個人に合った”と言う意識が強いため「宿題の有無」についても先生では無く、生徒自身で決めるケースがほとんどとなります。

 そのため、基本的には自主的な態度が無ければ、先生は特に宿題や課題を生徒に与える事はありません。

 そこで、次に英会話初心者の方々に覚えておいて頂きたいフレーズと言うのは、先生に対して「宿題をください」と言うフレーズです。

 先に紹介したように初心者や入門者にとって英語の宿題と言うのは、レッスンで大きな違いを生むものとなるので、是非先生から宿題を貰いレベルアップを図って頂きたいと思います。

「Please give me homework.」の解説

 先生から宿題を貰いたい時のフレーズについてですが、「Please give me homework.(宿題をください)」と言う表現が初心者の方々にとって使いやすく良い表現になるかと思います。

 ポイントは「give(与える・あげる)」と言う意味で、「give me」で「私に与える」となり、「何を?」と言う部分をフォローする「homework」を最後において、「私に宿題を与える」と言う意味になります。

 また、少し難しいですが1つの英語力アップポイントとして、「homework」は「不可算名詞」と言って“数えられない名詞”で、先に紹介している「a pencil・a notebook・a cap」のような“数えられられる名詞”である「可算名詞」のように「a」や「an」と言った「不定冠詞」は付きません。

 「不可算名詞」は“数では無く量なので数えられられない”と覚えておくと良いでしょう。

「冠詞」は日本人にとって最大の難関

 ここでは最後に「a」や「an」それに「可算名詞」「不可算名詞」と言った、“かなり難しい英語”について触れていますが、初心者の方は“そう言ったものが有るんだ”程度に理解して頂けるだけで結構です。

 この「a」や「an」などの「冠詞」は、日本人英語学習者にとって、英会話上級者になっても付いてくる“最大の難関”とも言える英文法ですので、分からなくても気にしないでくださいね!

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